# 地図

# 洪水・土砂災害危険箇所

各地域で開催された住民懇談会で把握された洪水・土砂災害時の危険箇所をとりまとめた地図です。危険箇所を選択すると、内容が表示されます。

情報 内容
危険箇所 住民懇談会で把握された危険箇所
土砂災害の危険性 岩手県により指定された土砂災害警戒区域
洪水の危険性 想定最大規模の洪水による鵜住居川・甲子川・小川川の浸水想定区域

# 洪水浸水想定区域

岩手県により作成された河川別、洪水規模別の浸水想定区域が表示されます。

# 河川

河川を選択します。

河川 内容
鵜住居川・甲子川・小川川 各河川の浸水想定
全河川統合 鵜住居川・甲子川・小川川の最大包絡

# 規模

洪水の規模を選択します。

洪水規模 内容
計画規模 河川整備で目標としている降雨による浸水
想定最大規模 想定し得る最大規模の降雨に伴う洪水による浸水

# 種類

表示の内容を選択します。

洪水規模 内容
浸水深 浸水の深さの最大値
浸水継続時間 50cm以上の浸水が継続する時間
※洪水規模が想定最大規模の場合のみ選択できます。

# 津波浸水実績・浸水想定区域

2011年(平成23年)3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)による津波の浸水実績と岩手県による最大クラスの津波浸水想定(令和4年3月29日公表)を表示します。

# 種類

種類 内容
最大浸水深 津波が陸上まで遡上したとき、陸上の各地点において水面が最も高い位置にきたときの地面から水面までの高さです。
浸水開始時間 岩手県想定 最大クラス地震津波(全想定津波の最大値)
明治三陸地震
東北地方太平洋沖地震
日本海溝(三陸・日高沖)モデル〔岩手県想定〕
千島海溝(十勝・根室沖)モデル

地震発生から津波が到達するまでの時間です。
日本海溝(三陸・日高沖)モデル〔内閣府想定〕

地震発生から浸水深30cmの津波が到達するまでの時間です。
最大浸水域 海岸線から陸域に津波が遡上することが想定される最大の区域です。

# 条件

種類 内容
想定(破堤あり) 岩手県想定 最大クラス地震津波(全想定津波の最大値)
明治三陸地震
東北地方太平洋沖地震
日本海溝(三陸・日高沖)モデル〔岩手県想定〕
千島海溝(十勝・根室沖)モデル

【構造物・造成地等の反映条件】 現況(令和2 年度末時点の整備状況を反映)
【各種構造物の地震による沈下条件】 耐震評価結果がある場合:結果を反映、耐震評価結果がない場合:盛土構造の堤防・防潮堤等は「地震前の高さの25%まで沈下」、コンクリート構造の擁壁・防波堤、水門等は「構造物がない状態」
【各種構造物の津波の越流に対する状況】 津波が越流し始めた時点で「破壊」し、「破壊」後の形状は「構造物がない状態」
【計算時の潮位】 朔望平均満潮位
日本海溝(三陸・日高沖)モデル〔内閣府想定〕

【堤防等施設】津波が越流した段階で破堤、地震動による影響(破壊・沈下)は震度6弱以上のエリアを対象とし、地震発⽣から2分後に破壊・沈下。沈下量は県で浸⽔想定が作成された際のデータを参考に設定。なお、耐震性が図られていると仮定
【地震による地盤変動】海域︓隆起・沈降を考慮、陸域︓沈降のみ考慮
【計算時の潮位】 朔望平均満潮位
想定(破堤なし) 防潮堤等の構造物を津波が越流しても破堤しないと仮定した場合の計算結果
本結果は参考値です。注意事項をご参照ください

【構造物・造成地等の反映条件】 東日本大震災以降の復興施設等がすべて完成
【構各種構造物の地震による沈下条件】 構造物は地震により沈下・破壊しない
【各種構造物の津波の越流に対する状況】 構造物は津波の越流で破壊しない
【計算時の潮位】 朔望平均満潮位
実績 現地の浸水痕の実測を基本として、浸水深を把握している。浸水痕が残っていない場合は既存資料等を参考としている。また、それらによる浸水深の把握が困難な場合は、近傍点の値から浸水深を補完し、把握している。

ご注意ください

「想定(破堤なし)」は、参考として防潮堤等の構造物が壊れないと仮定した場合の計算結果です。

  • 実際の現象では、防潮堤等が壊れる場合や壊れない場合があると考えられますが、仮に全て壊れないとして計算されています。
  • 避難を軸にした総合的な津波対策を検討する場合は、「想定(破堤あり)」で示される防潮堤等が破堤する条件での計算結果を用いる必要があります。

# 地震

種別 マグニチュード
(実績)東北地方太平洋沖地震 9.0
(想定)明治三陸地震(2004 中央防災会議モデル) 8.6
(想定)東北地方太平洋沖地震(2012 中央防災会議モデル) 9.0
(想定)日本海溝(三陸・日高沖)モデル(2020 内閣府モデル) 9.1
(想定)千島海溝(十勝・根室沖)モデル(2020 内閣府モデル) 9.3
(想定)岩手県想定 最大クラス地震津波(全ての想定津波を重ね合わせた最大値) --

補足

東北地方太平洋沖地震による津波の浸水実績は、国土交通省都市局により作成されたものです。詳細については、下記をご参照ください。

  • 復興支援調査アーカイブ (opens new window)
    • 浸水域は、国土地理院の津波浸水範囲図や震災後の航空写真を参考に、現地確認を行い、どこまで津波が到達したかを把握した。
    • 浸水深は、現地の浸水痕の実測を基本として作成された。浸水痕が残っていない場合は既存資料等を参考とした。また、それらによる浸水深の把握が困難な場合は、近傍点の値から浸水深を補完し、把握した。
    • いずれも正確性を保証するものではない。

補足

内閣府による日本海溝(三陸・日高沖)最大クラス地震の詳細については、下記をご参照ください。

補足

岩手県による最大クラスの津波浸水想定(令和4年3月29日公表)の詳細については、下記をご参照ください。

# 土砂災害警戒区域

岩手県により指定された土砂災害の警戒区域を表示します。
土砂災害警戒区域は、種別ごとに表示/非表示を切り替えられます。

# 土砂災害の種類

急傾斜地の崩壊
地面にしみ込んだ水が斜面をゆるめ、雨や地震などの影響によって急激に斜面が崩れ落ちること
土石流
山腹や川底の石や土砂が、長雨や集中豪雨などによって一気に下流へと押し流されること

# 土砂災害警戒区域と土砂災害特別警戒区域

土砂災害警戒区域
急傾斜地の崩壊等が発生した場合には住民等の生命又は身体に危害が生ずるおそれがあると認められる土地の区域で、土砂災害を防止するために警戒避難体制を特に整備すべき土地の区域
土砂災害特別警戒区域
上記土砂災害警戒区域のうち、急傾斜地の崩壊等が発生した場合には建築物に損壊が生じ住民等の生命又は身体に著しい危害が生ずるおそれがあると認められる土地の区域で、一定の開発行為の制限及び居室を有する建築物の構造の規制をすべき土地の区域

# 新たな「土砂災害が発生するおそれのある箇所」

目的
住民の防災意識を喚起しつつ、地域全体の防災力の向上につなげていくことを目的として、高精度な地形情報等により抽出した新たな「土砂災害が発生するおそれのある箇所」を公表するもの。
今後、これらの箇所について、基礎調査及び土砂災害警戒区域の指定を行うことにより、住民への危険周知を図り、土砂災害防止法に基づく警戒避難体制の促進に繋げる。

# 指定緊急避難場所・指定避難所

各災害に対応する指定緊急避難場所、指定避難所を表示します。

指定緊急避難場所
災害が発生、または発生するおそれがある場合、その危険から逃れるため一時的に避難し身の安全を確保する場所。災害の種類ごとにそれぞれ、安全を確保できる場所が指定される。市が地域に避難準備・高齢者等避難開始や避難勧告、避難指示(緊急)を発令したとき開設する。
指定避難所
災害により住宅に危険が予想される場合や住宅が損壊した場合など、生活の場が失われた場合に、一時的な生活の本拠地として滞在する場所です。
福祉避難所
災害時に一般の避難所において、避難所生活が困難な高齢者や障がいのある人など、何らかの特別な配慮を必要とする方が避難する施設。なお、福祉避難所は、必要に応じて開設される二次的避難所であり、最初から福祉避難所として利用することはできません。